AWS SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)は、これからAWSを学習しようという人におすすめの資格試験です。
しかし、試験の難易度が分からずに受験をためらっている人もいるのではないでしょうか。
AWS未経験でも、合格できるの?
試験の難易度はどのぐらいなの?
と、気になっているあなたのために、今回は、AWS SAAの難易度を紹介します。
私は、AWS未経験からAWS SAAに一発合格しました。
AWS SAAの合格には1年程度の実務経験が必要と言われてますが、未経験でも合格できます。
今回は実際に未経験からAWSソリューションアーキテクトアソシエイトに合格した私の経験も踏まえて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
私の勉強方法については、以下の記事で紹介しています。
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの難易度は中程度
それでは早速本題です。
ここでは、AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの難易度について紹介します。
私は、AWS SAA以外にも情報処理技術者試験や他のクラウド認定試験など、10個以上の資格を取得しています。
今回は、他のIT資格試験と比べたAWS SAAの難易度も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
AWS認定資格の中での難易度は下から2番目
AWSにはさまざまな認定資格があります。
AWSが定める認定資格は以下の4レベルに分かれています。
- FOUNDATIONAL(6か月の実務経験レベル)
- ASSOCIATE(1年間の実務経験レベル)
- PROFESSIONAL(2年間の実務経験レベル)
- SPECIALTY(セキュリティ、データベース、データ解析といった各分野の専門家レベル)
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトは、アソシエイトレベルの試験になります。
上のレベルで言えば中程度の難易度の試験だといえるでしょう。
AWSの認定資格の全体像については、以下のAWSのホームページを参考にしてみてください。
私は、試験で問われるAWSサービスの数が多いことに苦労しました。
似たような名前のサービスが多くあるため、問題演習をする中で「これってなんだ?」というサービスが登場して、苦戦した記憶が残っています。
たとえば、データベース関係のサービスを取っても、RDS、DynamoDB、Aurora、RedShift、というように多くのサービスがあります。
これらのサービスの違いを理解して、どんなときにはどのサービスを選べばよいのか、といった問題に答えられるようにしておきましょう。
IT資格全般から見た難易度は中程度、基本情報技術者試験と同じぐらい
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの試験の難易度は中程度で、試験で問われるサービスが多いところが難しいポイントだと紹介しました。
ここでは、他のIT系の資格と比較したAWS SAAの難易度を紹介します。
IT資格試験全般から見たAWS SAAの難易度は中程度です。
しっかりと勉強すれば合格できる試験ですが、逆にいえば、しっかりと勉強をしないと合格できない試験ともいえます。
試験範囲が広くて取っ掛かりに苦労する点という意味でいえば、IPAの基本情報技術者試験と同じぐらいのレベルだと思いました。
ただ、このあと紹介するとおり、AWS未経験でも合格できる試験なので、諦めずにチャレンジしてみましょう。
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの合格率は公表されていない
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの難易度が分かったところで、気になる合格率についても解説します。
AWSはAWSソリューションアーキテクトアソシエイトの合格率の合格率を公表していません。
ソリューションアーキテクトアソシエイトも含め、すべてのAWS認定の合格率は公表されていないと覚えておきましょう。
ただ、一般的にはAWSの認定資格の中でも初心者向けの資格であることから、比較的高い合格率を誇ると言われています。
AWS未経験からでも合格できる試験のため、頑張って合格を目指しましょう。
合格ラインは1000点満点中700点
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの合格ラインは、1000点満点中700点です。
つまり、試験で700点以上を取得すれば合格となります。
出題数65問のうち46問(7割)以上正解しなくても合格できる可能性があります。
とはいえ、試験前の問題演習でどのぐらい得点できていればいいのか分かりにくいですよね。
試験前の問題演習をするときは、合格点となる7割以上、できれば8割程度得点できる状態を目指しましょう。
ソリューションアーキテクトアソシエイトはAWS未経験でも合格できる!
AWSソリューションアーキテクトアソシエイト試験は未経験でも合格できるか気になっているあなたのために、ズバリ言います。
AWS SAAはAWS未経験でも合格できる試験です。
ただし、AWSが提供するサービスを覚える必要はあるため、それなりに勉強しないと受かりません。
AWS未経験の場合は、約90時間(3か月)程度の勉強は必要だと覚えておきましょう。
AWS SAAの勉強時間については、以下の記事でも解説しています。
以下では、私がAWSソリューションアーキテクトアソシエイトは未経験でも合格できると判断した理由について紹介します。
AWS SAAはAWSの基礎知識が問われる試験
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトは、AWSを使って分散システムを設計・構築・保守するための知識が問われる試験です。
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトに関する内容は、以下のAWS公式ホームページを参考にしてみてください。
AWS SAAの受験対象者は、実務経験1年!?
先ほど紹介した、試験ガイドを見ると、受験対象者の要件は以下のように記載されています。
AWSのサービスを使用した、セキュリティ、パフォーマンス、コスト効率、可用性に優れたスケーラブルなシステムの設計に関する 1 年以上の実務経験が必要です
https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-sa-assoc/AWS-Certified-Solutions-Architect-Associate_Exam-Guide.pdf
これをみると、
AWSを使って業務をしたことがないと合格できない試験なのでは?
と思いますよね。
実際、私もそう思っていました。
【体験談】AWSの実務経験がなくても合格できた
冒頭でも紹介したとおり、AWS SAAは未経験でも合格できる試験です。
1年以上の実務経験がないと合格できない試験ではないので、安心してください。
一般的なクラウドの知識だけで合格できる試験ではない点には注意しましょう。
AWS SAAではAWSサービスの細かい特徴が出題されます。
暗記が中心にはなりますが、一夜漬けでは突破できないと感じました。
問題演習を繰り返して、各サービスの特徴を頭に叩き込むことが大切です。
AWS未経験者でも試験に合格するための勉強方法は、以下の記事でも紹介してるので、参考にしてみてください。
ここまで読んでいただいたあなたは、
筆者がたまたまAWS未経験から合格できただけなのでは?
と思いますよね。
AWS SAAは、試験対策をしっかりしていれば、AWS未経験でも合格できます。
この主張を裏付けするために、UdemyのAWS SAA対策講座のクチコミを調べてみました。
UdemyのAWS SAA対策講座は多くありますが、ベストセラー認定されているのは以下の3つです。
各講座のクチコミを見ると、AWS未経験から合格できた、という体験談が多く投稿されていました。
【2022年版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
- 新卒1年目・ITの経験はなし・インフラの知識は皆無でも、合格できた
- AWSの実務経験はなくても、合格できた
- AWSに実際に触れた事はほとんどなくても、合格できた
- 仕事でAWSを触る機会がなかったが、ハンズオンをとおしてAWSのサービスを理解することで試験にも合格できた
「【2022年版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座」は、ハンズオン付きでAWS SAAの試験範囲を学習できる講座です。
上記のように、AWS未経験でも合格できた、というクチコミが50件以上投稿されていました。
AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験:短期突破講座(300問の演習問題)
- AWS未経験ながら座学だけで一発合格できた
「AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験:短期突破講座(300問の演習問題)」は、ハンズオンなしでAWS SAAの試験範囲を学習できる講座です。
未経験でも合格できた、という宣言しているクチコミは少ないですが、この講座のおかけで合格できた、というクチコミが100件以上投稿されています。
合格した人の中には、AWS未経験と言っていないだけで、AWSの経験が浅い人も含まれていそうだと思いました。
AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
- AWS未経験者でも、一発合格できた
- 実務経験はほぼなくても、模試を繰り返し演習して合格できた
- 実務経験は無く、持っている資格はITパスポートとPython認定試験でも合格できた
「AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)」は、問題演習に特化した講座ですが、解説が詳しいため、AWS未経験でもこの講座を活用して合格できたというクチコミが50件以上投稿されていました。
このように、AWS SAA対策講座のクチコミを見ると、AWS未経験でも合格できた、という体験談が多く投稿されています。
AWS SAAは、試験対策をしっかりしていれば、AWS未経験でも合格できます。
AWS SAA対策講座を活用して、AWS未経験でもAWS SAA合格を目指してみましょう。
AWS認定試験 SAA-C03の難易度は?未経験でも合格できる? まとめ
今回はAWSソリューションアーキテクトアソシエイトの難易度について紹介しました。
AWS SAAの難易度は中程度で、試験で問われるサービスが多いところが難しいポイントです。
他のIT系の資格試験と比較すると、基本情報技術者試験レベルの試験だという点を押さえておきましょう。
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトは、AWS未経験者でも合格できる試験です。
逆に試験で問われるサービスについて違いや特徴をしっかり整理して理解しておけば、AWSを使ったことがなくても十分に合格できる試験です。
AWSの実務経験がないからと受験をあきらめずに、積極的にチャレンジしてみましょう。
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