AWSソリューションアーキテクトアソシエイトは、2022年8月30日に改訂されました。
すでにSAA-C02を取得していている人は、有効期限が切れるまでは資格は有効です。
SAA-C02の資格は無効にならないので、安心してくださいね。
この記事では、これからSAA-C03を受験しようとしている人のために、
- SAA-C03とは?
- SAA-C03とSAA-C02の違いは?
- SAA-C03に対応した参考書や問題集は?
を、紹介します。
SAA-C03の勉強を始める上で、まず気になるのが問題集や参考書ですよね。
特に、古い参考書の場合はSAA-C02対応となっている場合もあるので注意しましょう。
この記事ではSAA-C03に対応している参考書・問題集のうち、特におすすめなものを4つ紹介します。
今回紹介する参考書・問題集は以下のとおりです。
また、SAA-C03の参考書や問題集はこれ以外にも存在します。
今回紹介した参考書や問題集以外については以下の記事で紹介しています。
SAA-C03とは?
まずは、AWSソリューションアーキテクトアソシエイト試験の概要について紹介します。
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトとは、AWS全般の基礎知識が問われる試験です。
AWS認定試験の難易度としては中程度になります。
入門者向けのクラウドプラクティショナーよりもさらに深い知識が問われる試験だと覚えておきましょう。
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの概要は以下のとおりです。
項目 | 内容 |
---|---|
試験名 | AWS Certified Solutions Architect – Associate |
試験時間 | 130分 |
受験料 | 15,000 円 |
問題数 | 65問 |
合格点 | 720点/1000点 |
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの概要については、以下の公式サイトを参考にしてください。
また、ソリューションアーキテクトアソシエイトの難易度や勉強方法については、以下の記事で紹介しています。
SAA-C02 と SAA-C03 の違い
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトは、定期的に更新されます。
AWSのサービスは日々進化しているため、AWSの関連試験もこれに合わせてバージョンアップする仕様になっています。
2022年8月30日より、AWSソリューションアーキテクトアソシエイト試験が新しくなりました。
新試験の名称は、SAA-C03です。
SAA-C02とSAA-C03の違いは、出題割合と対象サービスです。
出題割合が変わる
SAA-C02とSAA-C03では、分野ごとの出題割合が変わります。
SAA-C02とSAA-C03の出題割合を比較しました。
とはいえ、わずかな違いなのでそこまで神経質になる必要はないです。
AWSの試験ガイドを比較しても、SAA-C03のコスト分野で必要な知識として追加されたものはありません。
出題割合にも若干の変更はあるものの、このあと紹介する出題サービスが増える点に注力して勉強を進めましょう。
出題対象のサービスが増える
SAA-C02に比べてSAA-C03では、試験に出題される対象サービスが増えています。
対象サービスの違いについては、各試験ガイドを参考にしてください。
SAA-C03で追加されたサービスの一例は以下のとおりです。
- AWS Serverless Application Repository
- VMware Cloud on AWS
- Amazon Quantum Ledger Database (Amazon QLDB)
AWS ソリューションアソシエイトアーキテクトの勉強をするときは、問題集や教科書が対応している試験のバージョンを事前に確認するようにしましょう。
SAA-C03の難易度については以下の記事で解説しています。
AWS SAA-C03 対応の参考書・問題集
ここでは、AWS SAA-C03に対応した参考書や問題集を紹介します。
今回紹介する参考書や問題集は以下のとおりです。
AWS SAA対応の参考書や問題集は多くありますが、今回は特におすすめなものを厳選しました。
それぞれについて紹介します。
AWS公式が公開しているサンプル問題と模擬試験
AWS公式が公開しているサンプル問題と模擬試験は、無料で入手できます。
それぞれのリンクは、公式サイトのページの最下部を参照してください。
直リンクは、以下になります。
ここでは、AWS Skill Builder でSAA-C03の模擬試験を検索する方法を紹介します。
上記の直リンクでうまく画面遷移しないときは、以下の流れで模擬試験を検索してください。
- ステップ1検索条件に「SAA-C03」と入力する
FILTERSのLanguagesの「SEA OTHER OPTIONS」を開く - ステップ2Languagesで「Japanese」を選択する
AWS公式のサンプル問題や模擬試験は無料で受験できるため、試験を受ける前に必ず一度はチェックし置きましょう。
【Udemy】AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト試験:短期突破講座
試験内容の講座を受けた上で問題演習もしたい人は、Udemyの「AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験:短期突破講座(300問の演習問題)」がおすすめです。
Udemyの短期突破講座は、ハンズオンなしでAWSソリューションアーキテクトアソシエイト試験に出題される内容を学習できる教材です。
また、模擬試験もついていて、知識レベルを確認することもできます。
短期間で試験範囲を学習したい人におすすめの講座です。
この教材も私がSAA-C02に合格したときにお世話になったものです。
AWSについて初めて触れる私でも、試験に出題される範囲を効率よく学習できました。
【Web】AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト問題集
zero to oneの「AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト問題集」は、Whizlabs社で累計30万人が受講し、AWSの合格率は90%以上(Whizlabs調べ)という人気のコースを日本語化して使いやすくした問題集です。
通常の模擬試験モードに加えて、間違えた問題だけを復習できるトレーニングモードもあり、問題演習しやすい仕組みが整っています。
徹底的に問題演習をしたい人はぜひ活用してみてください。
【書籍】AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト
AWS認定資格試験テキストは、Amazonのクラウド関連本カテゴリでベストセラーになっている参考書です。
解説と練習問題、さらに章末に模擬試験もついており、参考書と問題集の両面で活用できる1冊になっています。
AWS初心者にも分かりやすい解説と、練習問題・模擬試験にもよる問題演習で試験対策ができるというクチコミが多い書籍です。
参考書と問題集がセットになった書籍を探している人におすすめです。
【2022年8月改定】AWS認定SAA-C03とSAA-C02の違いは?問題集や参考書はある?まとめ
今回は、2022年8月30日に改定されたAWSソリューションアーキテクトアソシエイトの新試験(SAA-C03)について紹介しました。
今回紹介したポイントをまとめます。
- 2022年8月30日からAWSソリューションアーキテクトアソシエイトは、SAA-C03になる
- 試験の問題形式や出題数、試験時間といった概要は旧試験と変わらない
- 新試験では、出題割合が若干変わり、出題対象のサービスが増える
- 新試験の模擬試験やサンプル問題はAWSの公式サイトから無料で入手可能
- SAA-C03の勉強は、Udemyがおすすめ
これからAWSソリューションアーキテクトアソシエイトを受験する人は、今回紹介した内容を参考にSAA-C03の合格を目指しましょう。
最後に、SAA-C03対応のおすすめな問題集や参考書をもう一度紹介します。
試験に出題されるサービスの内容から学びたいという人は、Udemyの「AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験:短期突破講座(300問の演習問題)」がおすすめです。
試験範囲を一通り学習できる上に、問題演習で知識の整理もできます。
AWSを触ったことがない人や、試験に出題されるサービスについて知らない人は、この講座で基礎知識を身に着けてから問題演習に取り組みましょう。
また、AWSについてある程度知っている人や、問題演習に力を入れたい人は「AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト問題集」がおすすめです。
AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト問題集は、全世界中で30万人が受講して合格率90%以上という実績を持つWhizlabs社の問題集を日本語化したものです。
問題演習に特化しているため、Udemyよりも復習がしやすく効率的に問題演習ができます。
詳細は以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
これから、SAA-C03の合格を目指そうとしている人は、さっそく勉強を開始してみましょう。
ちなみに私は、SAA-C02に合格しています。
私が合格したときの勉強方法は以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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