新人エンジニアとしてIT企業に採用されたあなたは、何から勉強したらよいか分からないと焦っていませんか?
エンジニア
これからIT業界でエンジニアとして活躍するために、何か勉強をしたい!
というあなたには、情報処理技術者試験の取得をおすすめします。
- 新人エンジニアは何を勉強すればよいの?
- 新人エンジニアにおすすめの資格試験が知りたい
- 情報処理技術者試験ってどうなの?
というあなたのために、今回は、新人エンジニアの資格におすすめの資格試験を紹介します。
すでに紹介したとおり、新人エンジニアにおすすめの資格は情報処理技術者試験です。
ちなみに私は、現役システムエンジニア10年目で、高度情報技術者試験を含む10個以上のIT系の資格を持っています。
今回は、10個以上の資格を持ち、現役システムエンジニアとして働く私が、新人エンジニアにおすすめの資格について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
新人エンジニアにおすすめの資格試験は?
それではまずは、新人エンジニアにおすすめの資格試験を紹介します。
新人エンジニアにおすすめの資格試験は、情報処理技術者試験です
情報処理技術者試験とは、IPAが主催する国家試験です。
情報処理技術者試験は、いくつかの試験区分に分かれています。
情報処理技術者試験のうち、新人エンジニアのあなたにおすすめの試験は、以下です。
あなたのスキルレベルや勉強時間に合わせて「これなら頑張れそう」という試験にチャレンジしてみましょう。
- ITパスポート試験
- 情報セキュリティマネジメント試験
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
ちなみに、基本情報技術者試験と応用情報技術者試験の違いについては、以下の記事を参考にしてみてください。
上記の記事では、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の難易度についても紹介しています。
エンジニア
新人エンジニアとして、どの情報処理技術者試験を受けるか迷っている
というあなたは、ぜひ参考にしてみてください。
先ほども紹介したとおり、新人エンジニアにおすすめの資格試験は、情報処理技術者試験です。
情報処理技術者試験がおすすめの理由については、次の章で紹介します。
新人エンジニアの資格に情報処理試験をおすすめする3つの理由
私は、情報処理技術者試験を含めて、10個以上のIT系の資格を取得しています。
そんな私が、新人エンジニアに情報処理技術者試験をおすすめする理由は、以下の通りです。
- 国家資格のため、どのような会社や業務でも通用する
- 有効期限がない
- 試験料が安く、問題集や対策サイトが豊富
それぞれについて、詳しく説明します。
国家資格のため、どのような会社や業務でも通用する
情報処理技術者試験は、国家資格です。
このため、特定の企業や技術に依存しない内容が出題されます。
つまり、ITエンジニアとしてシステム開発をする上で、どこでも通用する知識が身につきます。
システムエンジニア10年目の意見としては、
システム開発には、”こうあるべき”という“常識”が存在します
“常識”の例は、以下のようなものが挙げられます。
- システム開発は、要件定義→設計→製造→テスト、という流れで行う
- プログラミングは、アルゴリズムという処理手順が肝になっている
- Webシステムの構成要素には、クライアント、サーバー、データベースがある
- データベース、セキュリティ、ネットワークの考え方
- システム開発を円滑に行うための、マネジメント方法
情報処理技術者試験の基本情報技術者試験や応用情報技術者試験に合格すると、上であげた内容を説明できるようになります。
意外に思うかもしれませんが、エンジニアの知識レベルは人によってさまざまです。
実は入社5年目の社員でも、システム開発の”常識”を分かっていない人も、たくさんいます。
もちろん、“常識”だけが、全てではありません。
それでも、“知っている”だけで、周りから一目置かれることもあります。
エンジニア
エンジニアとして早く活躍できるようになりたい!
と、高いモチベーションを持っているあなたは、ぜひ情報処理技術者試験にチャレンジしてみましょう。
有効期限がない
情報処理技術者試験は、有効期限がありません。
意外に思うかもしれませんが、IT系の資格試験には有効期限があるものが多いです。
例えば、AWSの資格は3年間、Linuxの資格は5年間となっています。
せっかく頑張って試験に合格しても、有効期限が切れたら失効してしまうのは悲しいですよね。
私も昔、LinuxやJavaの資格を取りましたが、ほとんど失効してしまいました。
これに対して、情報処理技術者試験には有効期限がありません。
つまり、入社してすぐに試験に合格すれば、そのあともずっと有効な資格なのです。
もちろん、資格だけがすべてではありません。
しかし、資格はあなたのスキルを証明する“武器”になります。
エンジニアのあなたは、今後、いろいろなプロジェクトに参画し、いろいろな人と関わるはずです。
初めて会う人に自分のことを紹介するときに、
エンジニア
応用情報技術者試験に合格しています!
と、自己アピールできる“武器”になるのです。
これは、単に「知識がある」と認められるだけではありません。
エンジニア
この人はちゃんと自分から学ぶ姿勢を持っている人だな。
と、意欲的な姿勢を認められるというメリットもあります。
情報処理技術者試験は、エンジニアであれば誰でも知っている資格試験です。
有効期限がない試験のため、新人エンジニアのうちに合格しておきましょう。
試験料が安く、問題集や対策サイトが豊富
情報処理技術者試験の試験料は、7,500円です。
(※2022年8月現在)
試験料を他の資格試験と比べた表が以下になります。
試験名 | 受験料 |
情報処理技術者試験 | 7,500円 |
ORACLE MASTER | 32,380円 |
AWS Solution Associate | 16,500円 |
LPIC | 16,500円 |
7,500円というと高く感じるかもしれませんが、他のIT系の資格試験に比べれば安いです。
また、どの試験も前提資格がありません。
ITパスポート試験や、基本情報技術者試験に合格していなくても、応用情報技術者試験にチャレンジできます。
基本情報技術者試験と応用情報技術者試験のどちらを受ければよいかは、以下の記事も参考にしてみてください。
実は、他のIT系の資格試験には、前提試験があるものも多いです。
例えば、Oracle Master Goldを受験するためには、Oracle Master Silverの合格が前提条件です。
他のIT系の資格は受験料も高く、前提条件もあるので、お金も時間もかかります。
情報処理技術者試験は、他のIT系の資格に比べると受験料が安いです。
また、前提条件もなく、どの試験からでも受験できます。
他のIT系の資格試験に比べて受けやすい試験のため、初めてチャレンジする資格試験としておすすめです。
【SE10年目が解説】新人エンジニアの資格に情報処理技術者試験をおすすめする3つの理由 まとめ
今回は、新人エンジニアの資格に情報処理技術者試験がおすすめな理由を紹介しました。
情報処理技術者試験のおすすめポイントを再掲します。
- 国家資格のため、どのような会社や業務でも通用する
- 有効期限がない
- 試験料が安く、問題集や対策サイトが豊富
業務やプライベートが忙しくなると資格取得の勉強時間が取れなくなります。
新人エンジニアのうちに情報処理技術者試験にチャレンジして貯金を作っておくと、あとでラクになります。
情報処理技術者試験に出題される内容は、今後の業務でも必ず役に立つ内容なので、ぜひチャレンジしてみましょう。
基本情報技術者試験を取得するメリットについては、以下の記事も参考にしてみてください。
基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
コメント