応用情報技術者試験に合格したあとにチャレンジしたいのが、高度情報処理試験です。
ただ、高度情報処理試験は全部で9つの試験があり、どれから受けていいか分からない人も多いでしょう。
- 高度情報処理試験のおすすめはある?
- 高度情報処理試験の中で1番合格しやすいのはどれ?
- 高度情報処理試験の難易度はすべて同じなの?
と、高度情報処理試験の各試験について気になっているあなたのために、高度情報処理試験の各試験の違いやおすすめの試験について紹介します。
私は高度情報処理試験である全9試験のうち5つの試験に合格しています。
実際に多くの試験に合格した経験も踏まえて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
高度情報処理試験の難易度はすべて同じなの?
まずは、高度情報処理試験の難易度について紹介します。
高度情報処理試験には9つの試験があり、試験ごとに出題される分野が異なります。
そして、実は、高度情報処理試験の難易度は試験によって異なります。
高度情報処理試験の難易度のポイントは以下の2つです。
- 試験分野が分かりやすいかどうか
- 論文があるかどうか
まず、試験分野が分かりやすいかどうかがポイントです。
具体的には、データベースやセキュリティといった分野よりもネットワークやITストラテジといった分野のほうがとっつきにくく、難易度が高いです。
ただ、とっつきやすい分野かどうかは、あなたが取り組んでいる業務によっても変わります。
あなたが「この分野なら興味を持って勉強できそう」だと思う分野の試験を選ぶとよいでしょう。
ちなみに、データベース、セキュリティ、ネットワーク、プロジェクトマネージャーなどは、応用情報技術者試験の午後問題でも出題されています。
応用情報技術者試験の勉強をしたときのことを思い出して、あなたが得意だった分野の高度区分に取り組んでみるのもおすすめです。
一般的に学習しやすい分野はどれかについては、このあとのおすすめ試験で紹介します。
もう一つの高度情報処理試験の難易度のポイントは、論文があるかどうかです。
一般的に論文がない試験よりも、論文がある試験のほうが難易度が高いと言われています。
私も初めて論文がある試験に挑戦した時は、論文対策に苦労しました。
論文対策はコツをつかむまでに時間がかかると覚えておきましょう。
ちなみに論文がある試験は以下のつです。
- プロジェクトマネージャ
- システム監査技術者
- ITストラテジスト
- システムアーキテクト
- ITサービスマネージャ
高度情報処理試験の難易度は試験によって異なります。
ポイントは試験分野の分かりやすさと、論文があるかどうかです。
論文がある試験よりも、論文がない試験のほうが、難易度は低いです。
論文がない試験のうち、どの分野の試験が分かりやすいかについては、このあと紹介します。
高度情報処理試験のおすすめは?
それでは、高度情報処理試験のおすすめについて紹介します。
論文がない試験のうち、1番分かりやすい試験は、データベーススペシャリストです。
その次に分かりやすいのは、情報処理安全確保支援士試験になります。
いずれも、応用情報技術者試験の午後試験で問われる分野のため、応用情報技術者試験対策で勉強した内容を思い出して、あなたが得意だと思った分野の試験を受験することをおすすめします。
ちなみに、私は5つの高度情報処理試験に合格しています。
私が各資格を取得した順番は以下のとおりです。
- データベーススペシャリスト
- 情報処理安全確保支援士試験(旧セキュリティスペシャリスト)
- ネットワークスペシャリスト
- プロジェクトマネージャ
- ITアーキテクト
私が受験した感想としては、データベーススペシャリストと情報処理安全確保支援士試験は比較的難易度が低く合格しやすい試験だと思います。
ネットワークスペシャリストは難易度が高く、1回目は不合格でした。
プロジェクトマネージャとITアーキテクトは論文対策に苦労したため、いきなりトライするのはハードルが高いです。
初めて高度情報処理試験を受験する人は、データベーススペシャリストか情報処理安全確保支援士試験にチャレンジすることをおすすめします。
高度情報処理試験のおすすめは?5個の高度区分資格保持者が解説します! まとめ
今回は高度情報処理試験のおすすめを紹介しました。
高度情報処理試験の難易度は試験によって異なります。
ポイントは試験分野の分かりやすさと、論文があるかどうかです。
論文がない試験のうち、比較的難易度が低いのは、データベーススペシャリストか情報処理安全確保支援士試験です。
応用情報技術者試験の午後分野で勉強した内容を思い出して、あなたが得意だと思った分野の試験に挑戦してみましょう。
高度情報処理試験は難易度が高いですが、1つでも持っていると周りから一目置かれる存在になります。
この分野なら頑張れそう、という分野を見つけて1つでもいいので取得することをおすすめします。
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