[Windows10]ファイル使用中のプログラムを特定する方法

Windows10を使っていて以下のようなエラーメッセージに悩まされたことはありませんか？

別のプログラムがこのフォルダーまたはファイルを開いているので、操作を完了できません。

このエラーが出たときは、まずは、操作しようとしているファイルやフォルダを開いているプログラムを終了させましょう。

しかし、パソコンの見た目上は対象のファイルを使っているプログラムはないのに、エラーになることもあります。

実はシステム開発をしていると、バックグラウンドで起動しているプロセスが、対象のファイルを使用しているということがあるのです。

そこで今回は、Windows10環境でファイル使用中のプログラムを特定する方法について紹介します。

ファイル使用中のプログラムを特定する方法

それでは早速ファイル使用中のプログラムを特定する方法について説明します。

ファイル使用中のプログラムを特定する方法は以下のとおりです。

それぞれの手順について詳しく説明します。

まずはタスクマネージャーを開いてください。

簡易モードになっている場合は「詳細」ボタンを押してください。

その後、「パフォーマンス」タブをクリックして、下のほうにある「リソースモニター」をクリックします。

もちろん、リソースモニターを開く方法は他にもあります。
リソースモニターを開く方法のひとつとして、タスクマネージャーのパフォーマンスタブから開くと覚えておきましょう。

リソースモニターを開いたら、「CPU」タブをクリックします。

「関連付けられたハンドル」に対象のファイル名を入力します。

「関連付けられたモジュール」に検索結果が表示されます。

この検索結果に表示されたプログラムが、ファイル使用中のプログラムになります。

ファイル使用中のプログラムが分かったら、あとはそのプログラムを右クリックして、「プロセスの終了」を選択します。

複数のプログラムがファイルを使用中の場合もあるので、一つずつファイルを使用しているプログラムを終了していきましょう。

ここまででファイルを使用しているプログラムを終了する方法を説明しました。

しかし、ファイルを使用しているプログラムを終了するときには、1点注意点があります。

それは、explorer.exeは安易に終了しないほうが良いということです。

explorer.exeを安易に終了するとパソコンの画面が真っ黒になり、何も操作できなくなることがあります。
実際に私もexplorer.exeを気軽に終了して、そのあとパソコンの画面が真っ黒になって困りました。

ファイルを使用しているプログラムを終了するときは、先にexplorer.exe以外のプログラムを終了してファイルを操作できるか試す方法がおすすめです。

もちろんexplorer.exeを終了したからと言って必ずパソコンが真っ黒画面になるわけではありません。
ただ、explorer.exeを終了するのは最終手段だと覚えておくことをおすすめします。

ただ、たとえ、explorer.exeを強制終了してパソコンの画面が真っ黒になったとしても、対処方法があります。
対処方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

今回は、Windows10でファイル使用中のプログラムを特定する方法を紹介しました。

Windows10でファイル使用中のプログラムを特定する方法は、以下の通りです。

注意点としては、explorer.exeを安易に終了しないことです。

ファイル使用中のプログラムを終了するときは、explorer.exe以外のプログラムから終了するようにしましょう。