2024年1月4日、OpenAIは来週からGPT Storeを開始すると発表しました。
- GPT Storeはいつから利用できるの?
- GPT Storeでは何ができるの?
- GPT Store開始に向けて準備しておくことはある?
というあなたのために、GPT Storeの最新情報を紹介します。
GPT Store開始に向けてやっておくことも紹介するので、準備万端にしておきましょう。
GPT Storeで自分が作ったGPTsを公開するには、ビルダープロファイルの公開設定が必要です。
公開できる情報は、請求情報に基づく本名か、ウェブサイトです。
本名を公開したくない人はウェブサイトを登録しましょう。
この記事では、ムームードメインを使用してウェブサイトを登録するやり方を紹介します。
ムームードメインでは100円程度で独自ドメインを取得できます。
ChatGPTのビルダープロファイルに登録するだけに使うことも可能です。
名前を公開するのは嫌だという人は、この機会に独自ドメインを作成してみましょう。
![ぽむ](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2022/05/無題-150x150.png)
この記事では私が調べて確認した内容を随時更新しています。
一部の情報に誤りがある可能性がある点については、ご了承ください。
GPTストアはいつから利用できるの?
まずは、GPT Storeはいつから利用できるかどうかについて紹介します。
2024年1月5日に存在するGPT Storeは、模倣サイト
2024年1月5日、GPT Storeで検索するとGPT Storeっぽいサイトが出てきます。
ただ、こちらは模倣サイトで公式のGPT Storeではありません。
![GPT Store](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-1-1024x466.png)
GPTストアは2024年1月11日から開始
2024年1月4日にChatGPTユーザに届いたメールでは、GPT Storeは来週からオープンと記載されていました。
![GPT Storeに関するメール](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-2-1024x452.png)
そして、2024年1月12日にGPT Storeが開始されました。
![](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-32.png)
以下では、GPTストアでできることについて紹介します。
GPTストアでは何ができるの?
それでは、GPT Storeでできることについて紹介します。
他の人が作ったGPTsを利用できる
GPT Storeでは他の人が作成したGPTsを利用できます。
GPT Storeでは、ワード検索や、カテゴリ検索をして絞り込みができます。
![GPTStore](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-32.png)
たとえば、「SEO」という検索ワードで検索すると以下のようになりました。
GPTsのタイトル、作者、利用数の一覧が表示されます。
![GPTStore検索結果](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-33.png)
![ぽむ](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2022/05/無題-150x150.png)
英語のGPTsが多いのでタイトルから内容が分かりにくいですね。
ブラウザの翻訳機能を使うと便利そうです。
自分が作ったGPTsを公開できる
GPT Storeには自分が作成したGPTsを公開できます。
![GPTStore公開](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-34.png)
GPTStoreでGPTsを公開するための設定については、このあと紹介します。
GPTストアにGPTsを公開するための設定は?
2024年1月4日に、OpenAIから送信されたメールによると、自分で作成したGPTsを投稿するには、以下の設定を行う必要があります。
OpenAIから送信されたメールより引用
- OpenAIが提供している最新の使用ポリシーとGPT ブランド ガイドラインに準拠していること
- ビルダー プロファイルを確認します (設定 > ビルダー プロファイル > 自分の名前または検証済み Web サイトを有効にします)
- GPT を「パブリック」として公開します (「リンクを知っているすべてのユーザー」が選択された GPT はストアに表示されません)
それぞれの設定を変更してGPT Storeに自分が作ったGPTsを公開できるようにしましょう。
以下では各内容について簡単に紹介します。
OpenAIの使用ポリシーとGPTブランドガイドラインに準拠する
GPT Storeで自分が作ったGPTsを公開するには、OpenAIの使用ポリシーやGPT ブランド ガイドラインに準拠している必要があります。
不適切な仕様になっていないか、今一度確認しておきましょう。
ビルダープロファイルを確認する
GPT StoreでGPTsを公開するには、ビルダープロファイルを変更して、名前かウェブサイトの公開が必要です。
ビルダープロファイルは、ChatGPTの左下メニューから変更できます。
![ビルダープロファイル変更](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-16.png)
個人情報を公開したくない人は、ウェブサイトを登録しましょう。
ウェブサイトを登録するためには、独自ドメインの取得が必要です。
ムームードメイン なら、100円程度で独自ドメインを取得できます。
取得費用が安いドメインは更新費用が高いですが、1年以内に解約すれば更新費用は不要です。
![ムームードメイン料金](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-18-1024x551.png)
独自ドメインを取得するだけで、ビルダープロファイルのウェブサイトは登録できます。
名前を公開するのは嫌だという人は、この機会に独自ドメインを作成してみましょう。
以下では、ウェブサイトを登録する手順を紹介します。
ムームードメインでTXTレコードを更新するやり方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
①ChatGPTの設定画面で「ビルダープロファイル」を開いて、「新しいドメインを確認する」をクリックします。
![ビルダープロファイル設定](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-14.png)
②登録したいドメインを指定して「送信」ボタンをクリックします。
![ウェブサイト登録](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-15.png)
TXTレコードが発行されるので、DNSサーバーに設定しましょう。
![ウェブサイト登録](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-19.png)
設定完了後に戻ってくるので、この画面は開いたままにしておきましょう。
以下では、ムームードメインのDNSサーバーにTXTレコードを追加するやり方を紹介します。
※参考:DNSレコードを設定することはできますか
③ムームードメインにログインします。
④「ムームーDNS」をクリックします。
![ムームーDNS設定画面](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-20.png)
⑤ムームー設定対象のドメインの「変更」ボタンをクリックします。
![ムームーDNS設定画面](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-21.png)
⑥「カスタム設定」ボタンをクリックします。
![ムームーDNS設定画面](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-22.png)
ダイアログが出るのでOKボタンを押しましょう。
![ムームーDNS設定画面](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-23.png)
⑦種別は「TXT」、内容に先ほどChatGPTの設定画面で払い出されたTXTレコードをコピーして、「セットアップ情報変更」ボタンをクリックします。
![ムームーDNS設定画面](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-24.png)
![ぽむ](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2022/05/無題-150x150.png)
サブドメイン欄は空欄でOKです。
⑧ダイアログが出るのでOKボタンをクリックします。
![ムームーDNS設定画面](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-25.png)
以下のようにTXTレコードが追加されれば設定は完了です。
![ムームーDNS設定画面](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-27.png)
⑨ChatGPTの設定画面に戻って「確認」ボタンをクリックします。
![c](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-28.png)
あなたのドメインは正常に確認されました。と表示されたら設定は完了です。
![ウェブサイト登録](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-29.png)
⑩ビルダープロファイルの設定で「ウェブサイト」を選択して設定画面を閉じます。
![ウェブサイト登録](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-30.png)
試しに公開済みのGPTsの公開設定を開くと、提供元が変更されていることが確認できました。
![GPTs設定画面](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-31.png)
これでビルダープロファイルの設定は完了です。
GPTsの公開設定を確認する
GPTsをGPT Storeで公開するには、公開設定は「公開」にしておく必要があります。
GPTsの公開設定は、GPTsの設定画面から行います。
![GPTsの公開設定](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2024/01/image-17-1024x519.png)
GPT Storeに公開したいGPTsは公開設定を「公開」にしておきましょう。
まとめ
この記事では、GPT Storeについての最新情報を紹介しました。
- GPT Storeは2024年1月11日に開始された
- GPT Storeでは他の人が作ったGPTsを利用したり、自分が作成したGPTsを公開したりできる
- GPT Storeに自分のGPTsを投稿するには、プロファイルや公開設定が必要
GPT Storeを使うと、より自分の目的に合わせたChat GPTを使うことができます。
![ぽう](https://it-skill-trend.com/wpit/wp-content/uploads/2022/05/無題-150x150.png)
画像生成、ライティング、データ分析などさまざまなGPTsが公開されているので、役に立ちそうなものがないか探してみましょう。
また、自分で作成したGPTsを公開して、他の人に使ってもらうのも良いでしょう。
GPT Storeを活用してより効率よく作業できるようにしましょう。
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