プロジェクトマネージャー試験は、IPAが主催する高度情報処理試験のひとつです。
プロジェクトマネージメントに関する知識が出題され、午後Ⅱでは論文問題が出題されるという難易度が高い試験になっています。
- プロジェクトマネージャー試験の勉強方法は?
- プロマネ経験がない人はどうやって勉強したらいいの?
- 何から始めればいいの?
- おすすめの問題集は?
と、悩んでいるあなたのために、PM未経験から独学でプロジェクトマネージャー試験に一発合格した私が、プロジェクトマネージャー試験の勉強方法を伝授します。
プロジェクトマネージャー試験に独学で合格するための勉強方法は?
それでは早速本題です。
プロジェクトマネージャー試験に独学で合格するためのおすすめの勉強方法は以下のとおりです。
- 過去問演習を中心に、午前、午後Ⅰ対策をする
- 午後Ⅱの論文で使えそうな題材を集める
- 午後Ⅱ対策をする
勉強方法としては、問題演習で知識を身に着けてから、論文対策を行う、という流れがおすすめです。
このあとは、勉強の流れに沿ってプロジェクトマネージャー試験の勉強方法を詳しく説明します。
おすすめの問題集も紹介するので、あわせてチェックしてみてください。
過去問演習を中心に、午前、午後Ⅰ対策をする
プロジェクトマネージャー未経験からプロジェクトマネージャー試験に合格するためには、まず、プロジェクトマネジメントの鉄則を理解する必要があります。
午前については、Webの過去問演習サイトで十分対策できます。
午前Ⅱ対策については、以下の記事を参考にしてみてください。
午後Ⅰについては、問題集を使って過去問演習するのがおすすめです。
こちらの「情報処理教科書 プロジェクトマネージャ」は、プロジェクトの工程ごとに過去問演習ができるようになっています。
過去問演習と知識の習得を一度に行える問題集になっています。
この問題集を一通り確認して、プロジェクトの各工程でどのようなことに注意すればよいのかを理解しましょう。
問題集の中でも過去問演習ができるようになっていますが、すべての過去問を網羅しているわけではありません。
プロジェクトマネージャー試験の過去問はIPAのサイトから入手できます。
最低でも3年分、できれば5年分の過去問を繰り返し演習して、プロジェクトマネージャー試験で問われる内容をしっかり押さえておきましょう。
午後Ⅱの論文で使えそうな題材を集める
午後Ⅰの過去問演習とともに行って欲しいことが、午後Ⅱの論文で使えそうな題材を集めることです。
実はこれは午後Ⅰの問題文を参考にできることも多いのです。
午後Ⅰの過去問演習をするときは、プロジェクトで発生した問題とその解決方法を抽出し、午後Ⅱの論文ネタとして使えないか確認するようにしましょう。
午後Ⅱ対策をする
午前Ⅱ、午後Ⅰ対策をとおして、プロジェクトマネジメントについての知識が身についてきたら、午後Ⅱ対策をはじめましょう。
プロジェクトマネージャー試験の午後Ⅱは論文試験になります。
まずは問題文で問われている内容を理解して、どのような論文を書くのかを論文設計してみましょう。
論文設計をとおして書きたい論文のイメージがつかめたら実際に論文を執筆してみるとよいでしょう。
論文を執筆するには時間がかかります。
まとまった勉強時間が取れないという人でも論文設計であれば短時間で行えます。
隙間時間は論文設計、まとまった勉強時間が取れるときに論文執筆という方法がおすすめです。
午後Ⅱの論文はその場でイチから考えて執筆するのはハードルが高いです。
事前に「このテーマが出題されたらこういった内容を執筆する」という論文ネタをしっかり作っておきましょう。
午後Ⅱ対策については、こちらの「プロジェクトマネージャ 合格論文の書き方・事例集」がおすすめです。
多くの論文が紹介されているため、論文ネタを集めるという意味でも参考になる一冊になっています。
【PM未経験が独学で一発合格!】プロジェクトマネージャー試験の勉強方法を紹介します。まとめ
今回はプロジェクトマネージャー未経験でも、独学で、プロジェクトマネージャー試験に合格するための勉強方法について紹介しました。
プロジェクトマネージャー試験の勉強方法のおすすめは以下の通りです。
- 過去問演習を中心に、午前、午後Ⅰ対策をする
- 午後Ⅱの論文で使えそうな題材を集める
- 午後Ⅱ対策をする
まずは過去問を中心に午前や午後Ⅰの対策を行って、プロジェクトマネージャー試験で問われる内容をしっかり理解しましょう。
その後、午後Ⅱの論文で使えそうな論文ネタを集めて、論文設計や論文執筆といった午後Ⅱ対策を行いましょう。
午後Ⅱ突破のポイントは事前準備です
「このテーマが出題されたらこういった内容を執筆する」という論文ネタをしっかり作っておきましょう。
プロジェクトマネージャー試験に独学で合格した私が使用した教材は、以下です。
論文試験もあり難しく感じるかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみましょう。
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