データベーススペシャリストはIPAが主催する高度情報処理試験の一つです。
応用情報技術者試験に合格したあとにチャレンジする人も多い資格試験になります。
しかし、スペシャリストという名前がついている試験のため、
そもそも自分が合格できるのだろうか
と、不安に思いますよね。
- データベーススペシャリストの難易度は?
- データベーススペシャリストの合格率は?
- 業務経験がなくても合格できる?
と、気になっているあなたのために、データベーススペシャリストの難易度や合格率について紹介します。
また、データベーススペシャリストは業務経験がなくても合格できる試験です。
実際、私は入社3年目でデータベーススペシャリストに合格しました。業務経験がなくても合格するためのポイントもあわせて紹介するので参考にしてみてください。
データベーススペシャリストの難易度や合格率は?
それではまずは、データベーススペシャリストの難易度や合格率について紹介します。
データベーススペシャリストは、高度情報処理試験の一つです。
基本情報技術者試験や応用情報技術者試験よりもレベルが高く、難易度も高い試験になります。
試験自体も、午前Ⅰ(免除制度あり)、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱと分かれており、すべての試験に合格する必要があります。
また、午後Ⅰ、午後Ⅱは記述式の試験になるため、しっかりと問題文と問われている内容を理解しないと、回答できません。
試験時間が長いことや、問題のレベルが高いことも踏まえると、データベーススペシャリストは難易度が高い試験といえるでしょう。
実際、データベーススペシャリストの合格率は約17%です。
毎年7,000人~10,000人近くの人が受験しますが、合格者は約1000人です。
統計データからも難易度が高い試験だということが分かります。
ただ、高度情報処理試験の中でみると、データベーススペシャリストは比較的取り組みやすい試験になってます。
その理由は、論文がなく、しっかりと対策をすれば合格を狙える試験だからです。
おすすめの高度情報処理試験については、以下の記事も参考にしてみてください。
データベーススペシャリストは業務経験がなくても合格できる?
データベーススペシャリストは、合格率が20%に満たない難易度が高い試験だと紹介しました。
それでは、データベーススペシャリストに合格するには業務経験が必要なのでしょうか。
結論から言えば、業務経験がなくてもデータベーススペシャリストには合格できます。
実際に私は入社3年目でデータベーススペシャリストに合格しました。
もちろん、その当時の業務でデータベース設計などをやっていたわけではありません。
データベースについては、研修で学んだり、簡単なWebアプリを作ったときに使ったり、という程度の経験しかありませんでした。
データベーススペシャリストに合格するポイントは、過去問演習です。
データベース設計などをやったことがなくても、過去問を繰り返し演習して、問題の解き方を身に着けることで合格できる試験です。
データベーススペシャリストの勉強法については、以下の記事も参考にしてみてください。
私は業務経験がない状態から試験勉強を開始して1番苦労したことは、問題文の内容からシステム構成の全体像を理解することです。
データベーススペシャリストの問題文のどこにポイントが記載されていて、どのようなシステムを構築しようとしているのか、といったことを読み取るのが大変でした。
業務経験がない人が、データベーススペシャリストの過去問を初めて読んだときは、問題文に何が書かれているか分からない、と思うでしょう。
私も初めて問題文を読んだときはチンプンカンプンでした。
ただ、何度も問題演習を繰り返してコツをつかめば、だんだんと問題文の内容が理解できるようになるので、諦めずにチャレンジしましょう。
逆に、ある程度業務経験を積んだ今、あらめて問題文を読んでみると、問題文を読みながらなんとなくシステム構成がイメージできるようになっていました。
業務経験がある人は、問題文を理解しやすく、問題が解きやすいメリットがあります。
いずれにせよ、データベーススペシャリストは過去問演習をしっかり行えば、業務経験がなくても合格できる試験だと覚えておきましょう。
データベーススペシャリストの難易度は?業務経験がなくても合格できる? まとめ
今回は、データベーススペシャリストの難易度や業務経験がなくても合格できるかどうかについて紹介しました。
データベーススペシャリストは、合格率が20%に満たない難易度が高い試験です。
しかし、過去問を繰り返し演習して、問題の解き方を身に着けることで業務経験がなくても合格できる試験です。
高度情報処理試験の中では比較的チャレンジしやすい試験のため、合格を目指してぜひチャレンジしてみてください。
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