基本情報技術者試験とはIPAが主催する資格試験のひとつです。
情報処理技術者試験の中では難易度が低い試験であるため、IT系の勉強をしてみたいという人におすすめの資格試験になります。
ただ、実は、基本情報技術者試験で問われる試験範囲は広く、勉強するのが大変です。
初めて受験する人は何から手をつけていいか分からくなっていませんか?
エンジニア
試験に合格するためには、どんな勉強をしたよいか分からない
と、お悩みのあなたのために、現役エンジニアの私が、基本情報技術者試験に合格するためのおすすめの勉強法を紹介します。
私は入社1年目のときに、基本情報技術者試験に一発合格しました。
今回は、私が基本情報技術者試験に合格したときの経験も踏まえて紹介するので、是非参考にしてみてください。
基本情報技術者試験に合格するための勉強方法
まずは、基本情報技術者試験に合格するための勉強法として、全体の流れを紹介します。
基本情報技術者試験に合格するためには、以下の流れで勉強することをおすすめします。
- 基本情報技術者試験の対策テキストを読んで、一通りの知識を身に着ける
- 基本情報技術者試験の過去問を解いて、理解度をチェックする
- ①のテキストと②の過去問演習を通して、知識を定着させる
- 過去問演習を繰り返し行って、問題と回答方法を理解する
それでは1つずつ見ていきましょう。
基本情報技術者試験の対策テキストを読んで、一通りの知識を身に着ける
まずは、基本情報技術者試験の対策テキストを読んで、一通りの知識を身につけましょう。
おすすめのテキストは以下になります。
図やイラストが多くて、初心者の人でも分かりやすい内容になっています。
ここでのポイントは、すべてを完全に理解しなくても良いということです。
どんな用語がテキストのどこに書いてあるか、ざっくり理解できるようになるレベルを目指しましょう。
基本情報技術者試験の問題を解いて、理解度をチェックする
基本情報技術者試験のテキストを読んで一通りの知識が身についたら、いよいよ問題演習です。
基本情報技術者試験の過去問や問題集を解いて、自分が理解しているところと理解していないところを洗い出しましょう。
基本情報技術者試験の問題演習におすすめのテキストは、以下になります。
解説もしっかりしているので、なぜこの答えになるのかといったことや、どんな知識を身に着けていれば解ける問題なのかを確認できるところがおすすめです。
①のテキストと②の問題演習を通して知識を定着させる
問題演習をしていると自分が理解していないところが浮き彫りになってきます。
ここでもう一度テキストに戻って、理解が浅いところを確認しましょう。
問題演習とテキストの確認を繰り返していくことで、ぼんやりと理解していた知識が、しっかり定着するようになります。
過去問演習を繰り返し行って、問題と回答方法を理解する
ある程度知識が定着してきたら、あとはひたすら過去問演習を繰り返すことをおすすめします。
基本情報技術者試験に合格するための勉強方法としておすすめなのが、過去問題を繰り返し演習することです。
5年分ぐらいの過去問を、解答を覚えるぐらい繰り返して演習することで、合格にぐっと近づきます。
特に午前問題は一問一答で解けるので、隙間時間などに積極的に問題演習に取り組むことをおすすめします。
また、午前試験対策はWebの問題集を使うのがおすすめです。詳しくは、以下の記事も参考にしてみてください。
基本情報技術者試験の勉強方法は?現役エンジニアがおすすめの勉強方法を紹介します
今回は、基本情報技術者試験の勉強方法について紹介しました。
基本情報技術者試験の勉強方法のポイントは、テキストによる知識の習得と過去問演習です。
特に、過去問を繰り返し解くことが合格への近道になります。
基本情報技術者試験としてどのような問題が出るのか、過去問演習を通してしっかり理解しておくようにしましょう。
基本情報技術者試験は試験範囲が広いですが、対策をすれば必ず合格できる試験です。
今回紹介した勉強方法を参考に、合格に向けて頑張りましょう。
ちなみに、基本情報技術者試験は令和2年(2020年)からCBT方式になっています。
CBT方式とは、全国にあるテストセンターでコンピュータを使って受験する方式です。
実は、CBT方式になってからは、IPAのサイトで過去問が公表されなくなったため、これまでと同じ対策で大丈夫なのか心配に思う人もいるでしょう。
以下のサイトの記事では、実際にCBT方式になった基本情報技術者試験を受験した体験談が紹介されています。
これを見ると、CBT方式になっても過去問を中心とした対策が有効であると分かります。
CBT方式になったからといって、これまでの対策が使えなくなったわけではありません。
今回紹介した内容を参考に、過去問演習を繰り返し行い、合格を目指しましょう。
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