ネットワークスペシャリストはIPAが主催する高度情報処理試験のひとつです。
私はいくつかの高度情報処理資格に一発合格してきました。
しかし、ネットワークスペシャリストだけは一発合格できませんでした。
- 自分がやっているネットワークスペシャリストの勉強が足りているか不安
- ネットワークスペシャリストの合格レベルはどのぐらいか知りたい
- ネットワークスペシャリスト不合格体験談が知りたい
と、気になっているあなたのために、私がネットワークスペシャリストに不合格になった理由を分析してみました。
不合格体験談から、ネットワークスペシャリストに合格するためには、どのレベルに到達していればよいのかも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ネットワークスペシャリストに不合格になった理由
それでは早速本題です。
私がネットワークスペシャリストに不合格になったときの結果は以下のとおりです。
午前Ⅰ | 免除 |
午前Ⅱ | 70%(合格) |
午後Ⅰ | 54%(不合格) |
午後Ⅱ | 未採点 |
午後Ⅰであと一歩及ばずに不合格になりました。
ちなみに高度情報処理試験は、午後Ⅰで不合格になると午後Ⅱは採点されません。
もっといえば、午前Ⅰや午前Ⅱで不合格になると、午後問題は採点されない仕組みになっています。
午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの試験すべてに合格するのはかなり大変ですが、一つずつ着実にクリアしていきましょう。
結果を受けて、私がネットワークスペシャリストに不合格になった理由を分析してみました。
- 過去問演習しかせずに、ネットワークに関する知識がなかった
- 応用力が身についておらず、過去問と類似の問題しか対応できなかった
- ネットワーク構成の問題点を見つける力がついていなかった
他の高度情報処理試験は、過去問演習を通して習得した知識レベルで合格できることが多いのですが、ネットワークスペシャリストは違います。
ネットワーク構成図を見てパケットがどのように伝達され、どこで問題が発生しているのかを、しっかりと分析できるようになっている必要があります。
このため、過去問演習だけではネットワークに関する知識が不足していたことが、不合格の原因だと分析しました。
ネットワークスペシャリストの問題は過去問と傾向が違う問題が出題されることもあります。
さまざまなネットワーク構成に対応できるように、まず、ネットワークの仕組みをしっかり理解しておくことが重要です。
ネットワークスペシャリストに合格するためには?
私がネットワークスペシャリストに不合格になった理由は、過去問演習しかしなかったことだと紹介しました。
それでは、ネットワークスペシャリストに合格するためには、何をすればよいのでしょうか。
すでに紹介しましたが、ネットワークスペシャリストに合格するためには、ネットワークに関する知識を理解していることが重要です。
特にネットワークに関する業務が未経験の人は、ネットワークに関する参考書をしっかりと読み込んでから過去問演習をすることをおすすめします。
私がおすすめするのは、こちらの「マスタリングTCP/IP」です。
TCP/IPに関する知識や、ネットワークのプロトコルについて一通り学べる参考書になっています。
ネットワークスペシャリスト対策だけではなく、IT業界で仕事をしていく上でも、かなり役に立つ参考書です。
ちなみに、「マスタリングTCP/IP」は定期的に更新されているので、購入するときは最新の版数(2022年6月時点では第6版)を購入するようにしましょう。
ネットワークスペシャリストに合格するためには、過去問演習に加えて、ネットワークに関する教科書を読んでおくとよいと覚えておきましょう。
【私が一発合格できなかった資格】ネットワークスペシャリストに不合格になった理由を分析! まとめ
今回は私がネットワークスペシャリストに不合格になった理由を分析し、ネットワークスペシャリストに合格するためのポイントを紹介しました。
私がネットワークスペシャリストに不合格になった理由は、過去問演習のみでネットワークに関する知識が不足していたためです。
ネットワークスペシャリストに合格するためには、過去問演習に加えて、ネットワークに関する教科書を読んでおくことをおすすめします。
ネットワークスペシャリストは高度情報処理試験の中でも難易度が高い試験です。
ネットワークスペシャリストの難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
私は2回目の受験でネットワークスペシャリストに合格しました。
ネットワークスペシャリストのために勉強した内容は、業務に生かせる知識が多いです。
一度不合格になっても諦めずに合格目指して頑張りましょう。
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