あなたは情報処理技術者試験とは、どんな試験か知っていますか?
IT系の業界に関わっていると、情報処理技術者試験という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。
今回は、情報処理技術者試験について、
- 呪文みたいな試験名だけどどんな試験なの?
- IT系の業界に関わるなら持っていたほうがよいの?
- 就職に有利なの?
という疑問を持っているあなたに、情報処理技術者試験について紹介します。
情報処理技術者試験とは?
情報処理技術者試験とは、IPAが主催する国家試験です。
国家試験のため、合格すると経済産業省の長官から合格通知を貰うことができます。
テレビで聞いたことがある人の名前が入った合格通知を貰うと、少しテンションが上がるのは私だけでしょうか。
情報処理技術者試験は、OracleやAmazonといったベンダーや、JavaやPythonといった言語に依存しない、ITシステムを開発する上で必要な知識が問われる試験です。
IT系の資格はベンター主催のものが多いので、システム開発における汎用的な知識を学ぶことができる試験という点が、情報処理技術者試験の大きな特徴といえるでしょう。
情報処理技術者試験の概要については、以下のIPAのサイトも参考にしてください。
なお、試験は春と秋の年2回行われます。
基本情報技術者試験や応用情報技術者試験は、春も秋も開催されます。
しかし、それより上位の高度情報処理技術者試験は、春か秋しか開催されないものもあります。
試験のスケジュールについては、以下のIPAのサイトを参考にしてください。
情報処理技術者試験を取得するメリット
情報処理技術者試験とは、ITシステムを開発する上で覚えておきたい知識が詰め込まれた試験だと紹介しました。
それでは情報処理技術者試験は取得したほうがよい資格なのでしょうか。
結論から言えば、システムエンジニアとして働く人は、情報処理技術者試験は取得しておきたい試験です。
特に、基本情報技術者試験と応用情報技術者試験はぜひ取得することをおすすめします。
もちろん現役のシステムエンジニアの中には、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験を持っていない人もたくさんいます。
それでも、やはり、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験で問われる知識レベルのことを理解しているかしていないかで、現場での評価は大きく変わります。
基本情報技術者試験や応用情報技術者試験は、資格を持っていることが重要なのではなく、試験で問われるレベルの知識を持っているかが重要だと覚えておきましょう。
情報処理技術者試験の全体像は?
情報処理技術者試験は基本情報技術者試験や応用情報技術者試験だけではありません。
基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の上位資格として、高度情報処理技術者試験があります。
高度情報処理技術者試験は、ネットワークやデータベースといった特定の分野に絞った知識が問われます。
試験によっては論文が求められるものもあり、かなり難易度が高くなっています。
合格するのは難しいですが、その分持っていると周りから一目置かれる存在に慣れる試験です。
情報処理技術者試験の全体像については、以下のIPAのサイトを参考にしてください。
情報処理技術者試験とは?まとめ
今回は情報処理技術者試験について紹介しました。
情報処理技術者試験とは、システム開発に必要な汎用的な知識が問われる試験です。
IT系のシステム開発に関わる技術者であれば、基本情報技術者試験と応用情報技術者試験は取得しておきたい試験になります。
システムエンジニアとして何か資格を取りたいと思っている人や、何か勉強をしたいと思っている人は、まずは基本情報技術者試験の合格に向けて勉強してみましょう。
基本情報技術者試験の申込方法は、以下の記事も参考にしてみてください。
応用情報技術者試験の申込方法は、以下の記事も参考にしてみてください。
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