オラクルマスターとデータベーススペシャリストはどちらもデータベースに関する資格試験です。
どちらもデータベースに関する技術を認定する資格として有名な試験になります。
両方一度に取得するのは難しいので、どちらの試験を優先的に取得したほうがよいのか気になりますよね。
- オラクルマスターとデータベーススペシャリストの違いは？
- どちらのほうがおすすめ？
- IT企業で活用できるのはどっち？
と、気になっているあなたのために、オラクルマスターとデータベーススペシャリストの違いやおすすめについて紹介します。
ちなみに私はオラクルマスターとデータベーススペシャリストを両方取得しています。
実際に両方取得した経験を活かしておすすめはどちらかを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
オラクルマスターとデータベーススペシャリストの違いは？
それではまずは、オラクルマスターとデータベーススペシャリストの違いについて紹介します。
オラクルマスターとデータベーススペシャリストには、試験区分や試験費用で大きな違いがあります。
| オラクルマスター | データベーススペシャリスト | |
| 試験区分 | Bronze,Silver,Goldの3段階 | データベーススペシャリストのみ |
| 試験費用 ※2022年6月 | 1試験32,340円 | 7,500円 |
| 認定区分 | 民間資格 | 国家資格 |
オラクルマスターとデータベーススペシャリストの大きな違いは、試験費用と試験区分です。
オラクルマスターは3段階の試験に分かれており、データベーススペシャリスト相当の資格を目指すなら、Goldまで取得するのがおすすめです。
データベーススペシャリストは、データベーススペシャリストの1試験のみです。
試験費用もオラクルマスターに比べれば安いという特徴があります。
オラクルマスターについては以下の公式サイトを参考にしてください。
データベーススペシャリストについては、以下の公式サイトを参考にしてください。
オラクルマスターとデータベーススペシャリストを取るならどっち？
オラクルマスターとデータベーススペシャリストの違いが分かったところで、どちらの資格を取ればよいかについて説明します。
ずばり、おすすめは、データベーススペシャリストです。
理由は以下の3つが挙げられます。
- 受験費用が安い
- 国家資格である
- データベースに関する汎用的な知識が身につく
それぞれの理由について説明します。
受験費用が安い
オラクルマスターよりもデータベーススペシャリストのほうがおすすめな1番の理由は、受験費用が安いことです。
オラクルマスターは試験区分が3段階に分かれており、それぞれの試験を受験するのに3万円近くの受験費用がかかります。
つまり、オラクルマスターゴールドを取得するには、10万近くの受験費用がかかるのです。
しかも、3回も試験を受験する必要があるため、その分手間や時間もかかります。
これに対してデータベーススペシャリストの受験費用は、7,500円です。
試験も1回の受験のみです。
オラクルマスターよりもデータベーススペシャリストのほうが受験費用が安く、受験回数も1回でよい点がおすすめポイントになります。
国家資格である
データベーススペシャリストは国家資格です。対するオラクルマスターは民間資格になります。
オラクルをメインで使っている企業であれば、オラクルマスターのほうが重宝されるかもしれませんが、一般的には国家資格であるデータベーススペシャリストのほうが重宝される資格です。
オラクルが認定した民間資格よりも、国が認定した国家資格のほうが、多くのIT企業で活用できるという点がおすすめポイントです。
データベースに関する汎用的な知識が身につく
オラクルマスターよりもデータベーススペシャリストのほうがおすすめの3つ目の理由は、試験内容の違いです。
オラクルマスターはオラクルが主催する試験のため、オラクルデータベースに関する内容が問われます。
世の中には他のもPostgreSQLやMySQLなどさまざまなデータベースが存在するため、オラクルに関する知識だけ身に着けても、他のデータベースを扱うときに活用できないこともあります。
これに対してデータベーススペシャリストは、データベースに関する汎用的な知識が学べます。
特に、概念設計や論理設計といったデータベースモデルの設計に関する知識が身につくところがポイントです。
データベーススペシャリストで学んだ知識は、多くのシステム開発で役に立つという点が、おすすめポイントになります。
【2022年最新】オラクルマスターとデータベーススペシャリストを取るならどっち？両方取得した私が回答します まとめ
今回は、オラクルマスターとデータベーススペシャリストのどちらがおすすめかについて紹介しました。
オラクルマスターとデータベーススペシャリストの大きな違いは、試験費用と試験区分です。
また、オラクルマスターかデータベーススペシャリストのうち、おすすめなのはデータベーススペシャリストです。
データベーススペシャリストは、オラクルマスターよりも受験費用が安く、国家資格で、データベースに関する汎用的な知識が学べるところがおすすめポイントになります。
データベーススペシャリストは難易度が高い試験ですが、合格すれば周りからも認められ、業務でも役に立つ知識が身につく試験です。
過去問を中心に勉強すれば未経験でも合格できる試験のため、ぜひチャレンジしてみましょう。
データベーススペシャリストの勉強方法については、以下の記事も参考にしてみてください。
にほんブログ村
コメント